夕べ、風呂で「ぷっふぁ~」と湯船につかっていると、風呂場の換気口から「じ~じ~ぜみ」が侵入して、ちょうど、わたくしの頭上の壁にぴた~と止まりました・・・・(う・・・・)。
む、ムシ、子供の時はぜんぜんヘーキだったのですが、今はぜんぜん駄目・・・・ですのでカタマリました。
しばらく湯船で凍りつきましたが、すぐ気を取り直して、シャワーを片手に素っ裸のままセミと格闘しました(涙)。
風呂釜の下とか、湯船の下とかに「じ~じ~」と大音響を響かせながら、コヤツは30分あまり抵抗したのち配水口に流れてゆきました・・・・。
う、う、う、極楽気分が台無しになり、雷とか雨とかも物凄くなったので、夕べはそのままフテ寝ですわ・・・・。
翌朝、部屋を片付け、パソコンに向かって、ほんのしばらくすると、頭上をぶ~んとかつて経験したこのない異音が響いてびっくりして見上げると・・・・
な、なんと蛍光灯の傘の周辺を、ス、スズメバチが飛び回っているではありませんか・・・・(絶句)。
な、なぜ・・・・、あんまりのことで思考が一瞬ぶっとび飛びました。
だって、あんまり蚊が酷いのでここ半月あまりは、部屋の窓は締め切っておりまして、そんなものが入ってくる訳がないというか、ありえないというか・・・・。
それにもまして、こんな直近にス、スズメバチ(うっ、ぎゃっ、ぎゃっ、ぎゃ~ぁぁぁぁぁぁ!!!)。
す、すぐ、部屋から飛び出して、完全封鎖して台所に退避です。
殺虫剤・・・ない、ハエ叩き・・・ない、買う・・・財布、う、寝室に置いたまま・・・さっきの部屋を通る、というか、スズメバチの真下を通らないといけない・・・・、駄目じゃん!
隣町に住んでいる愚弟に「至急、殺虫剤を!」と「エマージェンシー・コール」の電話して来てもらい、恐る恐る、さっきの部屋に入ると・・・・、スズメバチ、ん、いない・・・・。
愚弟「幻覚じゃないか」
わたくし「薬中じゃあるまいし、そんな幻覚みるかっ!」
と、いう訳で、危険極まりないので、2人でスズメバチ、大捜索開始ですわ(大泣)。
言い難いのですが、わたくしの部屋は100前後の「美少女フィギュア」が壁を埋め尽くしてまして(苦笑)。
しかも、隣の寝室の戸まで開いたままだったので(泣)、大の2人の大人が物差しで、「美少女フィギュア」を一体ずつ恐る恐るツンツン叩いて、「スズメバチさん、いらっしゃいますか~」とコールですわ(号泣~)
そんなことを2時間あまり(号泣)、いないんですわ、どこにもいない・・・・。
愚弟は飽きてテレビをつけてビデオを見始めるし(う~ん)。
そんなこんなでしばらくすると、
愚弟「お、おいっ!テレビの裏から変な音がするぞ!」
と、いって恐る恐る「26インチの赤いアクオス(亀山工場・御謹製)」(笑)の裏をのぞくと、
愚弟「いやがった・・・・」
わたくし「うっ!うひゃ、うひゃ~」と、ぱにっくったわたくしは「フマキラー」を愚弟に向って吹きまくりました(苦笑)
愚弟「ば、ばか、そんな遠くから吹いたって意味ね~だろ!貸せよ!」
と、いってアクオスの裏をのぞき込んで、シュとひと掛け。
愚弟「これで大丈夫~」
わたくし「ま、まだ動いてる!」
と、愚弟から「フマキラー」をがっと奪い取り、「しゅ、しゅ、しゅ~うぅぅ~~~」と数十秒あまり完璧に動かなくなるまで、かけまくりました!!!
ティッシュで恐る恐る回収してよ~く観察すると、コヤツは2.5cm位の大きさの、ご臨終なのに凶悪な、ヤル気満々の面構えでありました(泣)。
子供の頃に、スズメバチに刺されて、一日中40度あまりの高熱と嘔吐と頭痛にうなされて以来、コヤツにはホントにトラウマなんですぅ~。
よせばいいのに、マジマジと見てしまって、は、吐き気が・・・・。
一度コヤツに刺されて、もう一度刺されると、抗体が出来ているせいでヒトによってはショック死するそうで(ひっ!)、年間 30 人前後殺す日本最強の野生生物だそうな・・・。
と、一昼夜に渡っての「ムシ騒動」で気分は台無し。